第31回日本女性医学学会学術集会

会長挨拶

第31回日本女性医学会学学術集会開催にあたって

第31回日本女性医学会学学術集会長
京都府立医科大学大学院女性生涯医科学 教授
北脇 城

 この度、2016年11月5日(土)、6日(日)に第31回日本女性医学会学術集会をウェスティン都ホテル京都にて開催させていただきます。伝統ある本会の学術集会を担当させていただくことに名誉と誇りを感じております。会員各位に深謝申し上げます。

 女性医学は、周産期、腫瘍、不妊・生殖医学と並ぶ産科婦人科学の第4の領域として位置づけられています。従来の3領域を縦糸とすると、女性医学はこれに時間軸を加えた横軸ともいえます。女性は思春期、性成熟期、更年期、老年期の各ライフステージによって内分泌動態が大きく変化するとともに、各ステージに特有の疾患が存在します。女性医学は、女性の生涯にわたるQOLの維持・向上のために、従来の更年期医学に加え、思春期医学、感染症、産後ヘルスケア、子宮内膜症などを含めた幅広い領域を主として予防医学の観点から取り扱います。そのためには、女性医学学会会員が内科、乳腺科、整形外科などの関連診療科に従来任せっきりにしていた疾患領域を、これらの診療科と連携をとりながらも自ら積極的に診療していくことが必要です。そこで、本学術集会のメインテーマを「他領域との連携」とさせていただき、本学会会員がどこまで踏み込んでいくべきかを模索していきたいと考えています。他科のエキスパートの先生方を講師としてお招きし、異なる視点から女性医学について再考したいと考えております。
 今回新しいテーマとして性教育を設定予定です。認定医のための学会指定プログラムの他、女性医学認定医を目指す方のプログラムも企画しています。もちろん本来のテーマである更年期障害に加えて、糖脂質代謝、骨粗鬆症、乳腺疾患、骨盤臓器脱、産婦人科感染症、産後ヘルスケア、子宮内膜症などのセッションを設定予定です。ひろく演題を募集いたします。

 紅葉には若干早いかもしれませんが、京都の秋をご堪能いただけると思います。会場の周辺には、南禅寺、永観堂という紅葉の名所があります。銀閣寺へと続く哲学の道を早起きして散歩するのも粋なものですが、東山三十六峰の夕景を眺め思いに沈むのもまた一興。清少納言も「秋は夕暮」と書いていたように、秋の情趣は夕暮れこそ深まるものです。祇園、先斗町、木屋町などの夜の街もすぐ近くです。日頃ご多忙の会員各位におかれましては、古都の情緒を楽しみ、ストレスを解消していただけたら幸甚です。本学術集会が例年に劣らず盛況となるよう精一杯頑張る所存です。当日、多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。

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